タイトル
ライン
矢印Home 矢印Dwg-file 矢印Dxf-file 矢印i-drop 矢印History 矢印Link 矢印Ev-dictionary 矢印Contact
ライン
エレベーター用語集
「防火戸」fire door
建築物の防火区画の開口部に用いる戸で必要な防火性能を備えたもの。
甲種防火戸と乙種防火戸がある。
その構造については建築基準法施工例第110条に規定があり、防火区画と使用すべき防火戸の関係等については、同施工令第112条に規定がある。
また、機能的には日常から閉鎖しているものと、日常は解放されていて火災時に自動的に閉鎖するものがある。
前者は、常時閉鎖式防火戸といい、避難を容易にするため、人の手で避難の方向には容易に開けることができ、手を離せば自動的に閉鎖することが必要とされている。
後者は、煙感知器、熱感知器、温度フューズなどにより火災を感知し、これに連動して閉鎖するもので、自動閉鎖式防火戸又は連動閉鎖式防火戸という。
エレベーター及び小荷物専用昇降機の乗場の戸又は出し入れ口の戸の防火性能については、昭和56年建設省告示第1111号の規定による構造のものは、相じゃくり構造及び常時閉鎖式防火戸等と同等以上の効力をもつものと見なされている。